ヤマボウシの花の上で交尾するニホンカワトンボです。上側の腹部端末で下の個体の頭部根元を抑えているのがオス、下側の腹部端末(生殖門)を前方個体の胸部下方(交接器)に押し当てているのがメスです。
トンボには、交尾後も連結したままで産卵するタイプと、一旦離れ、メスが単独で産卵するタイプとがありますが、ニホンカワトンボは交尾後は雌雄が離れ、メスは単独で産卵します。