利根大堰(武蔵大橋)下流側の一年を通した主役は、このセグロセキレイとハクセキレイです。セグロセキレイがかなりの数で、一年を通して観察できるのは、関東地方ではここだけのように思われます。
英名にありますように、日本の固有種といわれていました。ところが、朝鮮半島、中国東部、台湾まで渡りをする個体が近年観察されてきているようです。ハクセキレイと異なり、雌雄の差は明確ではありません。メスの方が若干背中の黒に灰色味が入るといわれています。この個体は、その点からは、メスかもしれません。