フクロウの仲間は、音を立てずに飛ぶことができます。空中から、餌を捕えるその瞬間まで餌に気付かれないためです。その秘密は、風切羽先端の形状だといわれています。フクロウの風切羽の縁は、鋸歯(きょうし)状にギザギザとなっています(通常の野鳥にはありません)。その隙間で風を抜き羽音を立てないというわけです。