アオハダトンボ(トンボ目カワトンボ科)Calopteryx japonica

神流川(群馬県藤岡市)にて 2014年6月21日

翅に縁紋を持たないオスです。メスは、偽縁紋を持つだけでなく、腹部の端末がふくらんでいます。他方この個体は腹部端末がそのままストレートです。胸部から腹部にかけて鮮やかな金属光沢を帯びた青緑色です。

さて、一見すると、オスはハグロトンボ(のオス)と間違えそうです。ハグロトンボとの違いは、まず翅の幅がより広いこと、また翅の先が膨らんでいることがあげられます。そして何よりも、黒い翅に光線の加減によって青緑色が入ることです。ハグロトンボは黒一色で、どの角度からでも青色が翅に浮かぶことはありません。

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アオハダトンボ