タマシギ(チドリ目タマシギ科) Greater Painted Snipe |
学名:Rostratula benghalensis 撮影日:2012年8月21日 撮影地:群馬県 板倉町 |
タマシギは、鳥類にしては珍しくメスが派手なことはよく知られています。メスはオスを見かけて番を形成するとオスの作った巣で産卵し、その後の抱卵、育雛はオスが行います。メスは産卵を終えると、別のオスを探して巣を去ります。一夫多妻ではなく、一妻多夫なのです。これは、タマシギの営巣場所が洪水で流されやすいために、より多くの雛を産もうとした結果ではないかといわれています。タマシギが数羽の雛を引き連れて歩く時、先導しているのはオス親なのです。
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