ホオジロガモ（カモ目カモ科）　（Common) Goldeneye

20羽以上の群れの中にいたオスは、この4羽だけでした。頭部が褐色で、嘴の先端部が黄色い個体はメスです。すぐにお分かりのように、このカモの和名はオスの眼と嘴の間の白く丸い斑からつけられています。頬と類似される部分が白いのでこの名前が付いていますので、カタカナ表記でホウジロガモとするのは間違いです。頬白ですから、ホオジロと表記されなければなりません。小型のホオジロ、ミヤマホオジロなども同じ理由で、ホウジロやミヤマホウジロではありません。

越冬地域としては北海道が最も多く、関東地方ではかなり少ない。その上普通は沿海部で越冬するのですが、荒川の中流域にはこの群れが毎年来てくれます。