オグロシギ(チドリ目シギ科) Black-tailed Godwit

学名:Limosa limosa 撮影日:2013年9月21日 撮影地:千葉県・谷津干潟

久しぶりに谷津干潟でオグロシギを見ることができました。羽を閉じた状態では、風切羽の先端が尾を覆い、尾の色が分かりません。こうして、羽を広げてくれますと、尾の基部が白く尾自体は黒いことが分かります。 また、翼上部には白い帯が明確に入る一方、翼の内側は真っ白であることが分かります。

よくオグロシギの嘴は直線的で、オオソリハシシギは上に反っていることで判断できるといわれます。ただ、観察地では、嘴が長いと直線的にもまた幾分カーブしているようにも見えて、判断基準としてはふさわしいようには思えません。一番簡単なのは、尾の色(バーコードタイプと黒)、翼の内側の模様(複雑な模様ありと全くなく白)、翼上部の白線(なしとあり)を確認することです。全て前者がオオソリハシシギ、後者がオグロシギです。ただなれますと、餌の採り方や、全体のバランスですぐに違いは分かってきますが。

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オグロシギ