シオカラトンボ(トンボ目トンボ科)Orthetrum albistylum speciosum 

ムギワラトンボとも呼ばれる、もっとも普通に見ることのできるトンボです。全体として黄色く見えるのは、メスと若いオスです。また成熟したメスの中には、この個体の様にかなりオスに似た青い色になるものもいます。ですから、一頭だけいるシオカラトンボの雌雄の区別には注意が必要です。

色に惑わされることなく、雌雄を見分けるには、腹部最先端の白い付属器を見ることです。オスは最先端の両端が平行ですが、メスは開いているのです。また最先端の付属器の2つ上の節(腹部第8節)がメスは膨らみ、オスはほっそりとしています。

 

神川町にて、2013年6 月15日

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シオカラトンボ