ナミテントウ(甲虫目テントウムシ科)Harmonia axyridis 

庭の柿の木の若い茎にいた交尾中のナミテントウです。テントウムシは、春先から晩秋までの活動期間中交尾し、不断に卵を産み付けます。よく知られているように、植物を食害するアブラムシを食べますが、それは成虫だけでなく幼虫も同じです。一匹のテントウムシが一日に食べるアブラムシは100匹程度だと記憶しています。

アブラムシの駆除にテントウムシを使用するのは自然の力を利用した素晴らしい方法ですが、成虫よりも幼虫の方が効率がよさそうです。また、アブラムシは、蟻が運んでくることが知られていますので、アリが対象となる樹木や草に登ってこない工夫も必要です。

神川町自宅にて、2013年5 月12日

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ナミテントウ