ヒメカメノコハムシ(甲虫目ハムシ科)Cassida piperata

セイヨウアブラナの花にいたのですが、ヒメカメノコハムシだと容易に判断していました。ところが、ここ数年で、ヒメカメノコハムシとイノコヅチカメノコハムシをきちんと区別すべきとする意見が主流となり(長いことイノコヅチカメノコハムシは、ヒメカメノコハムシのシノニムだと判断されていた)、それに従って、ヒメなのかイノコヅチなのかを判断しなければなりません。古い昆虫図鑑ではイノコヅチカメノコハムシがでていません。

結論的に、前翅後方部に黒い突起上の紋が出ていることの体はヒメカメノコハムシで正解。これからは、イノコヅチカメノコハムシを探して見ます。地域によって双方いる場所、片方しかいない場所とあるようです。関東地方ではイノコヅチカメノコハムシが一般的だといわれていますので、このヒメカメノコハムシは珍しい存在かもしれません。

神川町にて、2013年4 月7日

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ヒメカメノコハムシ