ナミハナアブ(ハエ目ハナアブ科)Eristalis tenax 

ヒラタアブ亜科のハナアブが10o以下しかないのに対して、ハナアブ亜科のこのナミハナアブは、一回り大きく15oほどもあります。春早々に登場しましたが、晩秋まで観察できます。からだが大きくて存在感があるので、ハチの仲間(ハチ目)と間違えられますが、これほど複眼の大きなハチの仲間はいません。

幼虫は、汚れた止水の中で腐敗物を餌として成長し、成虫となった後はこうして花の花粉や蜜に集まって来るのです。成虫と幼虫の格差が非常に大きいハナアブです。

神川町にて、2013年4 月7日

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ナミハナアブ