中国原産種で、国内への移入は昭和初期だといわれています。現在では関東地方では、桜、エノキ、カエデなどの比較的大きな樹木の幹を丁寧に観察すればだいたい見つけることができます。この個体は、終齢幼虫で、松の木に数個体いたうちの1頭です。成虫にはこの赤い斑がなくなります。他のサシガメ科の種類と同様、他の昆虫の幼虫などを餌とする肉食性です。
埼玉県武蔵丘陵森林公園にて、2013年3 月20日