コガタルリハムシ(コウチュウ目ハムシ科)Gastrophysa atrocyanea  

ギシギシの葉の上で、抱卵して腹部を膨らませたメスにすがりつくようにしているオス。独特の交尾風景です。ギシギシだけでなくスイバも食べます。交尾後、葉の裏側に産卵、孵った幼虫も同じ草を食べますが、間もなく土に潜って蛹となります。蛹は土中で1週間で羽化、そのまま土の中の生活を翌年の3月まで続けます。つまり、土の中で成虫として越冬し、ギシギシの葉が食べごろになって這い出してくるのです。

埼玉県深谷市にて、2013年4 月1日

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コガタルリハムシ