いつ見ても、オトシブミの仲間は他の甲虫類とは全く異なった独特な形をしています。このヒゲナガオトシブミ、私には草食系の恐竜を思い浮かべてしまいます。ただ、頸が長く見えるこの個体はオスでメスはそれほど長くはなりません。木の葉で子供を育てる揺籃(落し文)を作りますが、このヒゲナガオトシブミが作る揺籃は専らコブシに限られるようです。
埼玉県民の森にて、2012年10 月27日