アオクサカメムシ(カメムシ目カメムシ科)Nezara antennata  

カメムシは卵から5回脱皮して成虫となります。それで5回目の脱皮後の状態を5齢幼虫または、終齢幼虫と呼ぶのです。またカメムシは、幼虫初期と成虫とがあまり変化しないバッタとは全く異なり、2齢から5齢、そして成虫とそれぞれかなり外観の形や色合いが異なります。ですからカメムシの観察は、1種類について全く異なる5段階の形状と色を楽しむことができるともいえます。緑一色の成虫に対して、終齢幼虫の色合いははるかに豊かです。

神川町畑にて、2012年9月30日

前へ ホーム 次へ

b5

アオクサカメムシ終齢幼虫