ミナミアオカメムシ (カメムシ目カメムシ科)Nezara viridula    

ミナミアオカメムシには、この個体のように緑色をしたものと、黒い体色のものとがいるといわれています。アオクサカメムシとよく似ているといわれています。触角の先端が褐色で、黒色でないことから本種と判断しました。

本来熱帯地方を起源とするカメムシだといわれています。1990年代には九州全域に生息圏が広まり、2005年ころには中国、四国地方に、昨年は千葉県で観察されています。埼玉県での観察はこれが初めてかもしれません。稲を食害するカメムシとして、農家には恐れられているのです。

自宅庭にて、2012年8月13日

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ミナミアオカメムシ